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2019年01月07日

京都人類学研究会1月例会

京都人類学研究会1月例会について下記の通りご案内申し上げます。どうぞふるってご参集ください。

(以下敬称略)

【主催】
京都人類学研究会/日本文化人類学会近畿地区研究懇談会

【日時】
1月18日(金)18:30開演(18:00開場)

【場所】
京都大学 本部構内
人文科学研究所本館・総合研究4号館
1F・セミナー室1
地図詳細:構内キャンパス38番
(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/)

【タイトル】
スペクターのスペクトラム
現代イタリアと日本における精霊と憑依に関する体験・感覚・情動の比較に向かって

【発表者】
デ・アントーニ アンドレア(立命館大学 准教授)

【コメンテーター】
津村 文彦(名城大学 教授)

【要旨】
現代の人類学において、人間の経験の条件としての物質性と、「文化と自己の実存的な基盤」(Csordas 1994)としての身体が重視されてきた。そこでは、知覚を文化的にもかたどられる「世界と共に運動する体」(body-moving-in-the world)によるものと定め、実践、環境との相互作用を通じて発達する能力に着目するアプローチが採られる(Ingold 2000)。

しかし、これらの研究は、いまだ萌芽的な段階にとどまっており、身体・能力と環境の相互作用によって生じる感覚と、その社会性についての理論化は不十分である。

 本発表では上述の理論的背景を出発点にし、現代中部イタリアにおける悪魔祓い(esorcismo)と徳島県賢見神社の御祈祷の事例に着目し、「精霊と関わる」・「精霊に憑りつかれる」・「憑依される」感覚と情動をスペクトラムとし、比較分析したい。それによって、悪魔祓いと御祈祷において、どのように精霊のリアリティが「外部」或いは「内部」のものとして現れるのかを解明したい。憑依の場合については、医学的医療実践との関わりも明らかにする。その上で、精霊と関わる体験とその治療過程を理解するためには、情動・感覚だけではなく、身体化された記憶とスキルにも注目する必要があることを論じる。


【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*本例会は日本文化人類学会近畿地区研究懇親会との共催となります。
*事前の参加予約は必要ありません。どなたでも自由に参加いただけます。
*当日は資料代として200円いただきます。
*講演会後に懇親会を予定しております。

【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局:kyojinken2018[at]gmail.com
京都人類学研究会2018年度運営委員
* 代表:小林 知
* 学生幹事:青池歌子、泉向日葵、賀川恵理香、加反真帆、加藤舞、木戸みなみ、呉人花、清水加奈子、銭星如、竹田響、田中瑠莉、谷本直樹、董一達、平山草太、星野佐和、三津島一樹、本山可南子、師田史子、山田実季

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Posted by 株式会社CSセンター at 10:16│Comments(0)学会
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